指導書で第7時の授業。
ここで、「問題解決学習」は行わないが、
「問題」を「解決」するための「学習」を行った。
向山氏の有名な発問を追試。
ただし、一字一句の追試とはいかず、我流になってしまった。
発問 あなたたちは、これまで、長方形・正方形・平行四辺形・
三角形の面積の求め方を学習しました。今日は、それを使って
台形の面積の求め方を考えます。一目見て分かるように書きます。
書けたら見せにいらっしゃい。
もっと、言葉を正確に追試すべきだった。
なぜなら、1つできると作業が止まってしまう子どもがいたのだ。
「1つできた人は、他のやり方も出してごらん。」
と指示した。
「何通りでもいいのです。多い方がいいのです。」
という向山氏の追試を落としてしまった。
それでも、問題を解決する方針を確認するところが、
問題解決学習とは一線を画したところであろう。
よって、算数の点数がこれまで芳しくなかった子どもが、
我先にとノートを見せに来た。
この日のために、平行四辺形や三角形では、
このような指示・発問をしなかった。
ある程度素地を養って、「台形」辺りで突き放してみる。
「上底」「下底」については、こちらで教える。
「公式がこうなる」というところまで1時間で扱った。
指導書にして、1.5倍のスピードである。
最後に、隣と覚えて言えるまで練習させて終えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿