今日、訳あって隣のクラスに、算数の補欠に入った。
とはいっても、授業スタイルが違うから、
教科書の残っていた練習問題をやらせるのみで、
あとは「難問」を扱った。
まず、進度に驚いた。
私のクラスより14時間分遅い。
算数の大きな単元1つ分と捉えていいだろう。
そして、できない子どもが多すぎる。
前時には「通分」を学習している。
その練習問題。
「通分」がろくにできていないのだ。
7/9と5/6の通分でつまずいているのだ。
練習問題の一番最初の問題である。
書き方は滅茶苦茶。
ノートの書き方も統一されていない。
もちろん行間を空けて「ゆったり」など書いていない。
私のクラスは、どの子も通分は「簡単!」とやってのけてしまう。
② ③
7 5 14 15
- - = - -
9 6 18 18
⑱ 12
⑱
このシステムで通分させる。
ものによっては、下に倍数を多く書く場合もある。
だが、「ものによって」であって、「ほとんど」ではない。
私のクラスで一番算数が苦手な子どもでも、
このシステムに則って、どんどん通分してしまう。
さらに、空き時間で隣の隣のクラスの算数を、廊下から見た。
私のクラスより、16時間分遅れている。
廊下から見ただけなので、ノートなどは分からない。
どちらのクラスも、1単元残して冬休みを迎えるかもしれない。
私は、指導書の予定している内容は、
冬休みの1週間前にテストまで終わる予定だ。
残りの1週間(5日間)は、冬休み明け(割合の単元)に備え、
面積図のトレーニングをしようかと思っている。
算数だけは教え残しができない。
例え、国語や社会で読んで簡単にまとめられたとしても、
算数に限ってはそうもいかない。
新学習指導要領のもとでは、
「問題解決学習」の弱点ばかりが露呈されることであろう。
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