私は、毎日、評価を名簿に書きためている。
「あゆみ」(通信票)の所見を書くのに、とても役に立つ。
「あゆみ」を書くときには、
子どもの事実をできるだけ詳しく端的に書く。
目指すは、読んで誰のことか分かる「あゆみ」だ。
発言の回数や、発言の様子(図を用いて説明した、など)、
行動面での良いところを書いていく。
単発の問題行動は書かない。
失敗するのも人間というものだ。
失敗を繰り返さないようにすればよいのだ。
長期的な課題も書かない。
「長期的」だから、書かなくても覚えている。
では、いつ書くのか。
時間はいくらでもある。
①授業時間
人によっては座席表を片手に授業する人もいる。
②専科の時間
高学年担任ならば、絶好の時間だ。
宿題を見るのに、さすがに1時間もかからない。
③会議前の時間
これが意外と有効な時間活用だ。
部会の会議でも、開始時刻は定められているが、
まずもって定刻に始まることはない。
他の職員と一緒に移動すると、
職員室の出入口は混雑するし、歩みも遅くなる。
だから、私は一足先に会議場所へ行き、
しんとした会議場所でさっと評価をする。
この評価も、3分あれば十分であろう。
1週間が終わると、評価を見直してみる。
そうすると、1週間何も書かない子どもがいることがある。
そうしたら、翌週はその子どもを重点的に見ればよい。
この積み重ねが、「あゆみ」の所見を書くときに役に立つ。
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