本校では、今月「学校評価」を行った。
児童・保護者・教職員別にアンケートがある。
アンケートは4段階評価である。
高学年は、専科が関係してくる(本校では3教科)ため、
授業についての評価は、全て私の評価というわけではない。
それでも、大部分は私であるから、気になるところだ。
とはいえ、主観によるアンケートである。
気にしすぎる必要はないが、気にする必要はある。
やはり、児童と保護者の評価は、結構食い違うものだ。
そりゃあ、30人以上も担任すれば、
私と合わないであろう保護者もいるはずだ。
そんな保護者は、自由記述欄に、
私の授業にも専科の授業にも意見を書いている。
ちなみに、私の授業については、
「算数で式と答え以外に書くことが多すぎる。」と。
私は、そんな解答をつくろうものなら、
逆に親から叱られたものである。「過程を残せ」と。
現に、中学校以上では、数学の解答用紙に、
ただ枠だけが示されることがある。
思考の過程を、採点者に示すためだ。
このようなトレーニングも必要だとは思うのだが。
これについては、あまり気にしていない。
保護者の中には、「分かりやすい授業を行っているか。」
という設問に対して、
4段階中、下から2番目の評価をする保護者もいる。
しかし、子どもたちは、一番上か上から2番目だ。
授業を受けているのは、何より子どもたちだから、
子どもたちからそう評価されたのは嬉しいことだ。
中には、「これからも分かりやすい授業をしてください。」
というコメントを書く子どももいた。
これも嬉しいことだ。
だが、全員からそう書かれるようにしたいと思った。
決して驕らないこと。謙虚でありたい。
だから、先の保護者に対しても、
学級通信で、
「なぜ、全員同じ解き方で解かせるのか。」ということについて、
触れていきたい。こちらから近寄っていくしかないし、
それも教師の仕事の一つだろう。
たまに、教育観を語らねば、
学級通信はただの広告や報告書に過ぎなくなってしまう。
最後の連については、別記事で。
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