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2015年1月21日水曜日

学年合唱で忘れてはならない”褒める”

 行事や、6年生担任になれば卒業式など、学年合唱の場は様々だ。

 たまに(?)歌唱指導をメインで行うこともある。(音楽専科ももちろんいる)
 基本的には「褒めて」伸ばす。
 歌は気持ちが前向きでなければならない。

 しかし、忘れてはならない「褒める」要素がある。

 伴奏者を褒める

「伴奏者」は、陰ながら努力を重ねている。
 歌唱指導が始まるだいぶ前から練習に取り組んでいる。
 それも孤独にである。

 その伴奏者を労っているだろうか。

 私も小学校の卒業式で伴奏をしたことがある。(曲は「翼をください」)
 他学年の先生に、合唱全体を見ていただいたことがあった。
 その先生に初めて歌を聴かせた。(私の伴奏で)
 聴き終えての第一声がこうであった。

 「まず……伴奏、上手ですね!」

 第一声にこれを言われたら、伴奏者はその先生のファンになる。
 伴奏の苦労をきっと知っておられるのだろう。

 伴奏者は、自分が主役でないことは重々承知している。
 だから、褒められなくても別に不平・不満を言うことはない。
 しかし、心の奥底で、「認めてほしいな」とは思っている。

2013年4月14日日曜日

6年生のアドバルーンにも毅然と対応する

1年生担任なので、6年生がお手伝いに来てくれる。
これには、本当に助かっている。

ちょっとしたことも、私一人で全て見るより、
6年生に協力してもらった方が遥かに良い。
そして、6年生も最高学年の自覚が芽生える。

そういう意味では、勤務校のように、
1年生と6年生のフロアが同じというところはメリットだ。
(学習に関してはデメリットがある。)

その中で、私のクラスに来た6年生がアドバルーンを上げた。
私が1年生に話すときの真似をしていたのだ。
1回目は聞き流していたが、
2回目は私の聞こえるところで言っていたので、
目をじっと見つめて黙らせた。

翌日、その子が
「俺が教えた通りに、1年生ができていた!」
と嬉しそうに報告してきたので、
「それは教え方がいいからだ!さすがだ!」と褒めた。

これで終了。

これでもう教師が自然に勝ったことになる。
褒めてくれる先生に対して、ましてや6年生が
向かってくることはないだろう。

私の人となりをあまり知らない子だが、
これで廊下で会ったときにも自然にあいさつができる。

教師の信頼関係作りのチャンスはいくらでも転がっている。

2012年4月23日月曜日

平成24年度スタート

担任は、持ち上がり、6年生の担任になりました。
4、5、6と持ち上がりなので、責任感も一層強いです。
学校の仕事は主として「学籍主任」になりました。
わたしの性格を、校長はきちんと把握していますね(笑)

4月が忙しいのは毎度のことですが、
6年生担任は本当に忙しいです!
一難去ってまた一難と言いたいくらいです(^^;)

5年生では、「褒める」ことが月日が経つに連れて
どんどん消極的になってしまったので、
今年は1年間褒め続けることが大きな目標です。

とりあえず、今月・来月はセミナーと本の貧乏になりそうですね。
身銭を切っての勉強、生活は多少きゅうきゅうしても、
一生の財産になるので、できる範囲で支出していきます。

「6年生」「最上級生」とはいえ、
年齢で見れば十数年しか生きていない子どもです。
期待過剰にならないようにすることも、
高学年攻略のポイントかもしれません。

2011年12月11日日曜日

大人でも褒められると嬉しい

私も、仕事ぶりを同僚や管理職から評価されると嬉しい。
それが、子どもとなれば、担任から褒められれば、
さぞかし嬉しいことだろう。

福島文二郎
『9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』
中経出版、2010

話題になり、今も書店では堂々とディスプレイされているビジネス書。

1、2割がバイトである回転寿司店はひどい。
バイト同士でのコミュニケーションがなく、
客が要望を2度も3度も言わねばならない状況になる。

それが9割だ。

「指示するときは、必ず『理由』も伝える」ということは、
「趣意説明の原則」にあたる。

「後輩によい点を見出せば、すぐにほめる」ということは、
教師としても同じように重要な視点だ。

「後輩に『スモールステップ』をもたせる」ということは、
授業をテンポよく進めることにも共通するだろう。

おすすめの本である。

2011年11月10日木曜日

漢字ノートを美しく書かせる方法

親は、漢字ノートを美しく書いてほしいと願う。
その思いとは逆に、子どもたちは早く終わらせたいと思う。

そこで、教師の赤ペンの腕の見せ所だ。

私は、ノートに褒め言葉しか書かない。

「うまい」「美しい」「きれい」「じょうず」
「すばらしい」「芸術品」「文句なし」
「うますぎる」「美しすぎる」「きれいすぎる」「じょうずすぎる」
「すばらしすぎる」「お手本のようだ」などなど。

この一言が嬉しくて、子どもたちはノートをきれいに書く。
だから、帰り際に係の子どもにノート返却をさせると、
ノートが返ってきた子どもたちはすかさずコメントを読む。
この一言が結構嬉しいのだ、と保護者からも教えていただいた。

汚いノートでも、ある1文字がきれいなら、
「この字がとてもきれい」

字が濃ければ
「こい字で見やすい」

マスに大きく書けていれば
「マスに大きく書いてあって読みやすい」


1週間もあれば、だいたいどの子どものノートもきれいになる。


あとは、授業時間に、
「漢字ノートをあれだけきれいに書ける人がいっぱいいるんだよね。
うわあ、○○さんのノートはきれいだなあ!」

と発すと、授業で使うノートもきれいに書くようになる。

2011年9月18日日曜日

教師の話を聞かせるために

教師なら、子どもたちの前に立って、
話をしたり、指示を出したりすることが、当然、毎日のようにある。

そのときに、皆さんはどうされているだろうか?

私は、絶対に全員(1人残らず)が黙るまで話さない。
クラス(30人)でもそうだし、
学年集会(100人)でもそうだ。
朝会(600人)で司会をするときもそうだ。

そうしていても、聞いていない子どもがいるのだから、
ましてや、誰かが他の子どもと話している状況で、私は絶対に話さない。

クラスでは、黄金の3日間で徹底的に指導するから、
もう次の週辺りからは当たり前のルールになっている。

だが、学年集会や朝会となれば違う。
そういうルールが徹底されていないクラスが必ずあるからである。

そこで、決して妥協はしない。
少なくとも私が話すときは絶対に静かにするように指導する。
まあ、学年ぐらいは見渡せる範囲だから、そう大変でもない。

少し力を使うのが朝会である。
本校は、月曜日に朝会が設定されている。

全員に話を聞かせたい思いがある一方で、
月曜の朝っぱらから怒鳴りたくない思いもある。
月曜の朝は、爽やかに始めたい。

私は、朝会の司会で、一度も「静かにしなさい」と言ったことはない。
初任のときからそうだ。

では、どうするのか。
これも褒めて指導していくのである。

どう褒めていくのか。

絶対に6年生から褒めていくのである。

6年生は最高学年である。
6年生には最高学年としてのプライドがある。
だから、全校が集まる場では、6年生を絶対に褒めなければならない。

「6年生、さすがです!静かにできるどころか、頭も動きませんね。」
「さすが、6年生!一番に静かになりますね。」
「さすが、最高学年として立派ですね。」

他の学年よりも先に6年生を褒める。
たとえ、学年毎に見て、1年生の方が静かになっていたとしても、
6年生の静かにしている子どもを見つけて褒める。

「6年生の前の方、さすがですね!とても態度が立派です。」

これで、他の学年に伝わっていく。

初任の年に、初めて朝会の司会を担当したときには、
校長から「爽やかな司会でしたね。」と褒めていただいた。

【Aさせたいなら、Bと言え】

Bには褒める材料が当てはまるパターンが多数である。

朝会での指導、ぜひ試してほしい。

2011年9月11日日曜日

褒めること その2

「褒める」と、子どもは向上心をもつ。
子どもは、褒められると、自分で不十分なところを意識する。
頑張る。
そして、それを教師がさらに褒める。

……というような循環になる。

逆に、叱ってばかりだと、嫌な気分になる。
今までできていたことにも、自信がもてなくなる。
自信がないから、快活でない。
その様子を、やる気がないと教師に叱られる。

……というような循環になる。

高校時代、あれができていない、これができていないという先輩がいた。
入部したてで、楽器のブランクが取り戻せていないのにである。
もう、自分自身が、訳分からなくなっていた。

でも、ある先輩は、いいところを見つけて褒めてくれた。
そうすると、その先輩との練習は楽しくなった。
今度一緒に練習するときは、もっと上手になっていよう、と心から思えた。

自分自身が経験しているんだもの、教師は「褒める」のも仕事だ。
頑張ったこと、できたことが、教師によって「評価」される。

そうすると、子どもたちの中でも、規範意識が育っていく。

教室は、基本的にこういう営みでなければいけないと思う。

褒めること その1

大人でも、褒められて嫌な気分になる人はいない。
それが子どもなら、ましてやだ。

先日の運動会の応援練習中。
一部の教師の怒号が飛び交う。
一部の教師は、それを「熱心だ」と勘違いしている。

なぜ勘違いか。
子どもの表情を見れば明らかである。

そこで私はこうした。


T「『オー!』を一番大きな声で言うのですよ。そうすると迫力が出ます。」

一部C「オー!!!」

T「そう、○○さん、よくできていますね。いいですね。」


これで、周囲の子どもへ指示をしていることにもなる。
そうすると、女子も段々と口が開いてくる。
ほんの少しであっても、大げさに褒める。

褒めた方が、子どもも教師も気分がよい。


それに、「自尊心の向上」の教育効果がある。

もちろん、クラスでも褒める。
そうすると、クラスへの帰属意識がより一層高まる。

褒めると、子どもたちは口々に
「5-1は天才!(笑)」とお茶目に言う。
かといって、他のクラスを批判する声が出るわけではない。

もちろん、私も人間だから、カーッとなるときはある(笑)

だが、そこをグッとこらえる。
そして、できている子どもを褒める。

これだけで、クラスの雰囲気は変わる。

2年生のクラスに補欠(自習)に入ったときも、褒めた。
そうすると、45分間、誰一人として席を立つことなく、
必要のない会話がされることもなかった。

たった一度の補欠でも、立派に過ごしていたのだから、
担任するクラスでとなれば、褒めることの重要さが際立つだろう。


最後に。

管理職も、教員を育てる意識で、もっと褒めることを大事にしてほしいものだ。