2011年11月27日日曜日

行事 vs 日々

来月に区球技大会が控えている。
5年生の行事で、どうやらどの区でも行われているらしい。

なぜ「5年生」なのか?
6年生には体育大会があるからか?
たった数時間試合をしただけで、親睦が深まるのか?
こうでもしないと、技能が上がらないのか?
ねらいが達成されたかの検証は行われているのか?

謎だらけの行事であるが、
やるっていうんだから、やるしかない。

この行事やら運動会前になると「体育」の時間が増える。
だいたいの子どもたちにとっては問題なく、
一部の子どもたちは体育が多いと喜ぶ。

私が日々疑問なのは、それが「学校なのか」ということだ。

ある先生は、
「社会のこの単元は読んで終わりにするかな(笑)」
と言うときがある。

これは犯罪に近い。
経験がある人が言うのだから、なおさら悪い。
それならば、こういう体育の時間を減らせばいいのだ。

保護者はどちらの先生を信頼するだろう。

行事前は熱心に体育を行うが、
その分のしわ寄せが他教科に及び、
下手すれば読んで終わりの単元もある先生。

行事前の体育の時数はやや不足気味だが、
日々の授業はコンスタントに行い、
読んで終わりにしない先生。

私は絶対に後者だと思う。

前者のような先生は、絶対に
「一つの行事には、子どもたちの達成感を」
なんて決まり切ったことを言う。

そんなのは分かっている。

もちろん、行事も一生懸命、授業も一生懸命が理想なのだが。

少なくとも前者のような先生にはなりたくないし、
なるつもりもない。

このような「体育」や専科の関係で、
月曜日に自分がクラスで行う授業は、なんと1時間だ。

元々、その1時間さえも外国語活動にあてられるはずだった。
しかし、それではいけないと思い、
無理矢理外国語活動を翌日に移動してもらった。

火曜日には、外国語活動と国際理解教室が1時間ずつある。
それでも、月曜日に1時間授業をすることが大事だと判断した。
もちろん、その1時間は「算数」をする。

自分のカリキュラム・マネジメントの甘さを痛感する。
やはり、4月からの積み重ねが大事なのだ。
来年度の大きな目標ができた。

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