来月に区球技大会が控えている。
5年生の行事で、どうやらどの区でも行われているらしい。
なぜ「5年生」なのか?
6年生には体育大会があるからか?
たった数時間試合をしただけで、親睦が深まるのか?
こうでもしないと、技能が上がらないのか?
ねらいが達成されたかの検証は行われているのか?
謎だらけの行事であるが、
やるっていうんだから、やるしかない。
この行事やら運動会前になると「体育」の時間が増える。
だいたいの子どもたちにとっては問題なく、
一部の子どもたちは体育が多いと喜ぶ。
私が日々疑問なのは、それが「学校なのか」ということだ。
ある先生は、
「社会のこの単元は読んで終わりにするかな(笑)」
と言うときがある。
これは犯罪に近い。
経験がある人が言うのだから、なおさら悪い。
それならば、こういう体育の時間を減らせばいいのだ。
保護者はどちらの先生を信頼するだろう。
行事前は熱心に体育を行うが、
その分のしわ寄せが他教科に及び、
下手すれば読んで終わりの単元もある先生。
行事前の体育の時数はやや不足気味だが、
日々の授業はコンスタントに行い、
読んで終わりにしない先生。
私は絶対に後者だと思う。
前者のような先生は、絶対に
「一つの行事には、子どもたちの達成感を」
なんて決まり切ったことを言う。
そんなのは分かっている。
もちろん、行事も一生懸命、授業も一生懸命が理想なのだが。
少なくとも前者のような先生にはなりたくないし、
なるつもりもない。
このような「体育」や専科の関係で、
月曜日に自分がクラスで行う授業は、なんと1時間だ。
元々、その1時間さえも外国語活動にあてられるはずだった。
しかし、それではいけないと思い、
無理矢理外国語活動を翌日に移動してもらった。
火曜日には、外国語活動と国際理解教室が1時間ずつある。
それでも、月曜日に1時間授業をすることが大事だと判断した。
もちろん、その1時間は「算数」をする。
自分のカリキュラム・マネジメントの甘さを痛感する。
やはり、4月からの積み重ねが大事なのだ。
来年度の大きな目標ができた。
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