2011年11月19日土曜日

「分数のたし算とひき算」通分の指導(第3時・東書5下)

この単元は、通分さえ身に付けてしまえば怖くない。
シンプルに教え、練習問題を解くことで場数を増やし、
通分の仕方を確実に身に付けさせたい。

「1/2+1/3」は次の基本形で解かせる。
③    ②
1    1    3    2
- + - = - + -
2    3    6    6
4    ⑥


最後に「=5/6」を書いて完成。

分母の下に倍数を書いていく。
分子の上に何倍したかを書く。

この基本形だと、算数が苦手な子どもでも、
システムに則ってスムーズに解くことができる。

問題によっては、10行くらい書くこともあるが、

「たまにはね、たまには、こんな問題もあるんです。」

と言って、和やかな雰囲気をつくることが大事だ。

「何行になっても、絶対に答えが出せる方法です。」

と確実に答えが出せることも言っておく。

「最小公倍数を~」などと言うと、
とても堅苦しい学習時間になってしまう。

基本形をさっと教え、
練習問題で定着を図りたい。

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