今日は、中学校の授業参観に行った。
「小中交流」で、学区の小学校が参観に来る。
年に一度の行事である。
世間一般には、中学2年生が「中だるみ」と呼ばれている。
2年生の担当となれば、おそらく口酸っぱく言うのだろう。
(私も、中2では言われてきた。)
ところが、一番落ち着きのないのが1年生だった。
参観者がいるという条件はあっても、
それは全学年共通であるから、関係ない。
落ち着かないのならまだよい。
何より驚いたのが、その落ち着きのない状態を、
授業をしている教師が放置しているということだ。
その教師は、子どもの言葉をほぼ聞き流し、
緩急のない常に大きな声で、
ある特定の生徒とのやり取りのみで授業をしている。
褒める言葉や励ます言葉などない。
たまに注意するくらいだ。
それも、年配の先生に多い。
若手の先生の授業の方が、遥かに落ち着いていた。
年配の先生は、教卓から一歩も動かない。
PCをTVにつないで授業をしている先生がおり、
一見、授業方法を工夫しているように思えたが、
意図がよく分からない用い方であった。
見かけ倒しだ。
そして、褒めない。
同じような状況が、自分のクラスでなっていたら、
私は間違いなく「崩壊予備軍」と称すだろう。
一方、若手の先生。
褒め言葉こそほぼない状態であったが、
問題を解くとなると、一生懸命に机間巡視をしていた。
一生懸命な感じが、生徒に伝わっているかもしれない。
そして、板書が年配の先生より丁寧であった。
一般的に考えて、
小学校の先生の方が、授業の上手さは上だと感じた。
0 件のコメント:
コメントを投稿