2011年11月17日木曜日

中学校の授業

今日は、中学校の授業参観に行った。
「小中交流」で、学区の小学校が参観に来る。
年に一度の行事である。

世間一般には、中学2年生が「中だるみ」と呼ばれている。
2年生の担当となれば、おそらく口酸っぱく言うのだろう。
(私も、中2では言われてきた。)

ところが、一番落ち着きのないのが1年生だった。
参観者がいるという条件はあっても、
それは全学年共通であるから、関係ない。

落ち着かないのならまだよい。
何より驚いたのが、その落ち着きのない状態を、
授業をしている教師が放置しているということだ。

その教師は、子どもの言葉をほぼ聞き流し、
緩急のない常に大きな声で、
ある特定の生徒とのやり取りのみで授業をしている。

褒める言葉や励ます言葉などない。
たまに注意するくらいだ。
それも、年配の先生に多い。
若手の先生の授業の方が、遥かに落ち着いていた。

年配の先生は、教卓から一歩も動かない。
PCをTVにつないで授業をしている先生がおり、
一見、授業方法を工夫しているように思えたが、
意図がよく分からない用い方であった。
見かけ倒しだ。
そして、褒めない。

同じような状況が、自分のクラスでなっていたら、
私は間違いなく「崩壊予備軍」と称すだろう。

一方、若手の先生。
褒め言葉こそほぼない状態であったが、
問題を解くとなると、一生懸命に机間巡視をしていた。
一生懸命な感じが、生徒に伝わっているかもしれない。
そして、板書が年配の先生より丁寧であった。

一般的に考えて、
小学校の先生の方が、授業の上手さは上だと感じた。

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