2011年10月2日日曜日

「日本の農業」(5年) 人力vs機械

少し遅れていて、毎日1時間は行っている社会。

先週、「米作りは、人力で行うのと機械で行うのとでは、どちらが儲かるか」という題で、
子どもたちに討論させてみた。

きっかけは、導入で「○○したら米作りで儲かる」をひたすら挙げさせたときに、
「機械代を減らすために、全て人力で行う」という意見が出たからだ。


多少強引に、「指名なし討論」にしてみた。
そうすると、なかなかおもしろい展開になった。

資料集から、労働人口の減少、労働層の高齢化などを自然と見つけては、討論している。
また、ただ意見を出し合うだけでなく、出された意見に付け加えたり、反論したりもしている。
最初の方は、よく発言する子どもが意見を述べていたが、
じっくり聞いて考えている子どももいるもので、
後半には初めて意見を述べる子どももちらほらと出てきた。

大論争とまではいかなかったのは私の指導不足だ。
みっちり調べさせたり、ノートに意見を書かせたりすることは省いた。
(どうしても時間数との兼ね合いがうまくいかなかったから。これまた、私の責任であることはもちろん。)

あまり良い環境とはいえなかったが、唯一、場数を踏むことはプラスであった。
こういうスタイルの討論の雰囲気に慣れさせたかった。


最近の私の重点目標は、最低1日に1回は、全ての子どもが声を出すことである。
音読でもいいし、問題文を読むのでもいい。
黙っている時間を極力減らしたい。

算数の時間では、教科書に書いてあることを問うて、指名することもある。

そのうち、討論で1人1回は意見を言えるようにさせたいというのが、大きな目標である。

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