2011年10月11日火曜日

本物になれ

今日は後期の始業式。
とはいっても、先週金曜日が前期の終業式のため、
あまり学期が変わったという感じはしない。

しかし、節目ということで、
新年度の「黄金の3日間」、夏休み明けの「白銀の3日間」のように、
今日、何かをリセットできるのではないかと思い、いくつか指導をした。

始業式後、まずは教師の演説。
2点話した。

1点目は、偽物は許さないということ。
例えば、私の前では立派でも、他の人の前だとだらけるということ。

2点目は、たくさんチャレンジするということ。
授業中の発言でもいいし、行事でもいい。
必ず先生が支えるということを伝えた。
そのせいか、今日の算数の授業ではいつもより挙手が多かった。
たとえ続かなかったとしても、
とりあえず今日やってみようという姿勢は素直で嬉しいことだ。

それから、給食の片付け、掃除についてもレベルアップしようと話した。
具体的には、必要最低限の会話しかしないということである。
(5年生になって、今更その指導かと思われた方がいたなら申し訳ない。)

子どもたちはよく頑張り、給食の片付けも早かったし、
教室掃除にいたっては、いつも10分かかるのが、6分半で終わった。
もちろん質を保ってである。
ここでも、言われたことを素直にやろうとするから嬉しい。

今日褒め忘れてしまったのが後悔だが、
明日は真っ先にこのことを褒めようと思う。

やっぱり褒め続ける、励まし続けることで、定着することは明らかである。

あとは、今日言ったことを貫き通すだけだ。
諦めたら、そこで「定着」は遥か遠のいてしまう。
まじめな子が、私が諦めかけたときにでも、
私の言ったことを貫こうとする姿が時々見られ、私も大いに励まされた。

この仕事、教室で子どもたちと生活を営むのが本当に柱となれば、
またとない素晴らしい仕事だと思う。

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