本時は、とにかく運動量を確保して、ボールに触れる時間を確保することを目標にした。
以下、本時展開である。
1.準備運動
係の児童に任せる。
ボール系の準備運動は、現在模索中。
2.語り
サッカーは、放課後にクラブ等で習っている子どもが多いスポーツである。
そこを全ての子どもに分からせた上で、
・上手な人だけがプレーしていてもつまらないこと。
・上手な人も活躍できなければつまらないこと。
・だから、上手な人は教えて励ましたり褒めたりすること。
・苦手な人は、上手な人に励まされたり、褒められたりすると嬉しいこと。
以上を語った。
3.チーム分け(男女別)
チームを子どもたちに考えさせてみた。
自分たちでメンバーを決めることで、チームに連帯感と責任感をもたせることをねらった。
また、普段ボールを操作する様子は子どもの方がよく見ていることもある。
「必要な時間は?」と聞いたら「5分」と答えたので、5分間あげた。
時間ぴったり(女子は少し早め)にチームは決まった。それを褒めた。
4.2人1組追いドリブル
先頭の人についていき、ドリブルを真似していく内容である。
活動に入る前に、ボールはゴロでということを伝えた。
(1)ざっと説明だけして、とりあえず1分間やらせる。
(2)数人の後ろの子どもが、ドリブルせずに、ボールを持ってついていっていた。
素早く集合させて、後ろもドリブルしてついていくことを伝える。
前後を交換して1分間やらせる。
(3)前の人が暴走して、ペアがくっついていない子どもたちがいる。
素早く集合させて、歩きながらのドリブルでいいことを伝える。
前後を交換して1分間やらせる。
(4)うまくお互いを気にしたり、声をかけたりしているペアがいた。
素早く集合させて、できていたペアを褒める。(女子ペアが意外と上手)
前後を交換して1分間やらせる。
5.適当な人数を選び、校庭の至る所にハードルを設置させる。(本時は11台設置)
6.ハードルをゴールに見立てての、1対1(男女別)
1対1でゲームをする。
ルールは以下の通りである。
・ハードルの前後どちらから入れてもゴールになること。
・同じハードルに連続でゴールできない。
・他のゴールに入れることができれば、同じハードルにゴールできる。
これは2分間やらせた。
女子の中にも、相手が入れそうなハードルに先回りする子どもが出てくる。
(思考・判断の評価になるように素早く名簿でチェック)
7.2対2(男女別)
「6.」と同じルール。これも2分間やらせる。
8.4対4(男女別)
これまた同じルール。これも2分間やらせる。
今日はここまでで45分が終了。
本校は、教室の移動から始まるため、時間を計算しても「?」だが、時間ぴったりであった(笑)
サッカーの授業のルールとして、指示があるまでボールを蹴らない約束にした。
また、集合するときは、ボールを持って集合するように言った。
そうした方が、素早く集合できるからである。
男女別で行ったのは、苦手な女子は、女子の中なら楽しめるのではないかと考えたからだ。
女子は割と「キャーキャー」楽しそうにゲームをしていた。
体育の授業という点からは、男女混合のゲームも行う必要はある。
スポーツという点からは、男女混合にこだわる必要はない。
本時は第1時であったから、いきなり男女混合にはしなかった。
体育の副読本には、とりあえずゲームをしてみて課題を見つけるという展開になっていた。
それも考えたがやめた。
せっかくのサッカーとの出会い。
苦手な子どももたくさん動いて楽しい出会いにさせたかったからだ。
感想こそ記録させていないが、みんな前半ではあはあ言っていた。
集合させては簡単な説明をし、すぐにゲーム再開だからだ。
1時間目に行ったので、その後どうやらお疲れになっていたらしい(笑)
だらしないのは嫌いだが、ある程度疲れたのなら、ねらい達成である。
次回は、1人1回ゴールできるような指導をしていきたいと考えている。
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