2011年9月20日火曜日

給食の残量が減ることを目指して

今日は、職場の先輩に教わった方法を少し加えて、給食指導をした。


1.食べきれない分を減らす。
※箸をつけたら、減らせないこと。
※減らしたら、残りは責任をもって食べること。

2.増やしたい分を増やす。
※増やしたら、責任をもって食べること。
※そうするために、少し増やしたい人は「少しでいいです。」と申し出ること。

3.個数もののおかずをじゃんけん。
※例えば、牛乳1つ、デザート1つなら、参加できるのはどちらか一方。
※牛乳で負けても、デザートには参加できない。

4.給食終了5~10分前に、食缶にある分を増やして回る。
※食べ終わっている子どもに、「もう一口ね」と言って回る。
※もちろん、無理強いはしない。


「4.」を初めてやってみた。

そうしたら、ほとんどの献立が、底が見えるくらいしか残らなかった。
(けれど、いつも注意してくる栄養士は褒めてくれなかった^^;)

「もう一口」を避けるために、わざと食べるスピードを遅くする子が出ないといいのだが(笑)

とりあえずは、この方法で続けようと思う。

もちろん、それでも残してしまう子どもはいるが、「完璧は目指さない」ことが大事である。
なにせ、子どもによっては生理的苦痛を伴うことがあるのだから。
それは、無理強いしてはいけない。それは教育ではない。
本来は、家庭でやるべき「躾」である。

しかし、残してしまった子どもでも、
「○○は残しちゃったけど、他は全部食べたよ!」と誇らしげであった。
それが、普段あまり食べない女子からの言葉だったのが、何より嬉しかった。

また、残りが少ない食缶を見せると、クラスから拍手が沸き起こった。
子どもにとっては、大きな喜びでもあったのかもしれない。

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