いくらかわいい子どもたちといえど、線引きは大事。
どんなに子どもたちと親しかろうと、所詮は「他人」。
その1 「~してください。」
教師の方が目上である。
子どもたちに指示を出すときに、「~してください。」だとどうも弱い。
「~します。」「~しなさい。」で指示は出す。
「~しなさい。」に抵抗がある人もいるかもしれないが、なんてことはない。
子どもたちはそれで恐怖感を覚えているわけではない。
言葉尻がどうこうよりも、明確に指示を出すことの方が、
よっぽど子どもからの信頼感は高まる。
その2 職員室での悪口
放課後の職員室。1日の中で、最も嫌気が差す時間だ。
もちろん全ての先生ではない。
しかし、一部では愚痴大会が始まる。
その人は、「子どもが悪い。」「親が悪い。」というメッセージを込めているかもしれない。
少なくとも私は、「私(教師)の指導不足です。」という意味に捉えてしまう。
子どもが教師の思う通りに動かなかったら、まずは自分自身を疑うべきだ。
指示の出し方が曖昧だったり、子どもに対して寛容でなかったりする。
だいたい愚痴を並べる先生に当てはまる。
子どもたちを的確に動かしたという事実をつくれなかったのだ。
想像してほしい。
もし、自分に子どもがいて、
自分の子どもが、所詮は他人の愚痴の対象になっているとしたら……。
もちろん、私が今担任していたり、過去に担任したりしたクラスに、
問題行動やちょっと気になる言動をする子どもがいなかったわけではない。
そういうときは、「○○が~なんですが、どうしたらいいでしょうか?」と相談する。
この辺は、改めて詳しく書きたい内容だ。
とりあえず、1週間が終わった。
シルバーの3日間。
夏休み前に曖昧だった部分を、クラスで考え直すことができた。
そして、笑顔で「さようなら」できたのが、何より安堵する瞬間だ。
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