大人でも、褒められて嫌な気分になる人はいない。
それが子どもなら、ましてやだ。
先日の運動会の応援練習中。
一部の教師の怒号が飛び交う。
一部の教師は、それを「熱心だ」と勘違いしている。
なぜ勘違いか。
子どもの表情を見れば明らかである。
そこで私はこうした。
T「『オー!』を一番大きな声で言うのですよ。そうすると迫力が出ます。」
一部C「オー!!!」
T「そう、○○さん、よくできていますね。いいですね。」
これで、周囲の子どもへ指示をしていることにもなる。
そうすると、女子も段々と口が開いてくる。
ほんの少しであっても、大げさに褒める。
褒めた方が、子どもも教師も気分がよい。
それに、「自尊心の向上」の教育効果がある。
もちろん、クラスでも褒める。
そうすると、クラスへの帰属意識がより一層高まる。
褒めると、子どもたちは口々に
「5-1は天才!(笑)」とお茶目に言う。
かといって、他のクラスを批判する声が出るわけではない。
もちろん、私も人間だから、カーッとなるときはある(笑)
だが、そこをグッとこらえる。
そして、できている子どもを褒める。
これだけで、クラスの雰囲気は変わる。
2年生のクラスに補欠(自習)に入ったときも、褒めた。
そうすると、45分間、誰一人として席を立つことなく、
必要のない会話がされることもなかった。
たった一度の補欠でも、立派に過ごしていたのだから、
担任するクラスでとなれば、褒めることの重要さが際立つだろう。
最後に。
管理職も、教員を育てる意識で、もっと褒めることを大事にしてほしいものだ。
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