2011年9月11日日曜日

褒めること その1

大人でも、褒められて嫌な気分になる人はいない。
それが子どもなら、ましてやだ。

先日の運動会の応援練習中。
一部の教師の怒号が飛び交う。
一部の教師は、それを「熱心だ」と勘違いしている。

なぜ勘違いか。
子どもの表情を見れば明らかである。

そこで私はこうした。


T「『オー!』を一番大きな声で言うのですよ。そうすると迫力が出ます。」

一部C「オー!!!」

T「そう、○○さん、よくできていますね。いいですね。」


これで、周囲の子どもへ指示をしていることにもなる。
そうすると、女子も段々と口が開いてくる。
ほんの少しであっても、大げさに褒める。

褒めた方が、子どもも教師も気分がよい。


それに、「自尊心の向上」の教育効果がある。

もちろん、クラスでも褒める。
そうすると、クラスへの帰属意識がより一層高まる。

褒めると、子どもたちは口々に
「5-1は天才!(笑)」とお茶目に言う。
かといって、他のクラスを批判する声が出るわけではない。

もちろん、私も人間だから、カーッとなるときはある(笑)

だが、そこをグッとこらえる。
そして、できている子どもを褒める。

これだけで、クラスの雰囲気は変わる。

2年生のクラスに補欠(自習)に入ったときも、褒めた。
そうすると、45分間、誰一人として席を立つことなく、
必要のない会話がされることもなかった。

たった一度の補欠でも、立派に過ごしていたのだから、
担任するクラスでとなれば、褒めることの重要さが際立つだろう。


最後に。

管理職も、教員を育てる意識で、もっと褒めることを大事にしてほしいものだ。

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