2012年7月14日土曜日

教科書通りに教える(「拡大図と縮図」東書6上)

算数は、教科書通りに教える。
「問題解決型学習」のように、教科書を開かせないで、「自力解決」という名の指導放棄はしない。

特に算数の教科書はよく考えられて内容構成されている。
もちろん、鵜呑みにするわけではないが、思考の流れを重視して授業する。
だから、時には教科書の解く順番を変えるときもある。

個人面談期間中だが、ある保護者から
「算数が分かりやすいと娘が言っています。先生、お好きなんですか?」
と嬉しい言葉をいただいた。
また、別の保護者からは、
「自分から勉強するようになりました。」
とも言っていただいた。

教師として、本分である「授業」についてこう言っていただけるのは幸せなことだ。

わたしは、とてもハイテクな教材を使うわけでもないし、紙板書などもしない。

教科書通り(を目指して)教えているだけだ。

ちなみに、「拡大図と縮図」の平均点は90.3点。
「縮尺の利用」が難しかったようだ。

子どもの自尊心向上にもつながるのではないだろうか。

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