2012年7月3日火曜日

無言でバツをつけて返す

わたしは、作図の練習問題で、教師のチェックを通過させたいときに、よく「無言でばつをつけて」そのまま返す。
「難問」と同じような指導方法だ。
最初からヒントなど言わない。
何度も挑んで来て、それでも壁を乗り越えられなさそうなら、ヒントを出す。

なぜなら、最初は「先生に少しでも早くまるをもらってやる!」と意気込んでいたのが、
次第に「早くまるをもらわなきゃ、みんなから遅れてしまう」と追い込んでしまうからである。

学校でとるアンケートに、ある女子が次のように書いていた。

「できなかった問題をこくふくできるようになっているのでいいです」

字面が合っているか自信がないが、このように挑戦できる仕組みが有効な単元もある。

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