2012年9月6日木曜日

「速さ」の指導~面積図or数直線or公式~

「速さ」も予定時間の半分を授業し終えた。

この単元に臨むにあたって、指導法をだいぶ迷った。
タイトルにある通り、3つのどれを柱として指導するかである。

面積図か数直線でいえば、好みは数直線だ。

なぜなら、数直線の方が関係性が明確であるからだ。
面積図もいいが、この学習内容ならば、関係性を図式化した方が、
子どもたちの思考のイメージが強くなると考えたからだ。
教科書にも数直線が載っている。

しかし、教科書のメインは「公式」である。
「速さ=道のり÷時間」と「道のり=速さ×時間」の2つが「公式」として登場する。

ぎりぎりまで迷ったが、教科書通りにと「公式」を扱ってみることにした。

「速さ=道のり÷時間」いきなりわり算だと抵抗がある子どももいる。

だから、最近では、
「速さ×時間=道のり」を柱にして授業している。
まずかけ算の式に表してから、わり算で答えを求めることに子どもは慣れている。

例えば、
X×2=6
X  =6÷2
   =3

というと子どもたちは案外すらすら解く。

もちろん「公式」は毎回書かせる。

面積図と数直線のさらなる効果的指導法についても、今後も模索してみたい。

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