わたしは、子どもが見る「色」には相当気を遣う。
【教師の服装】
わたしは、通常の授業で、原色の赤や黄、ショッキングピンクなどは着用しない。
これらの色は、その色そのものに強い力がある。刺激がある。
すると、子どもたちの眼は自然とその色にいく。授業どころではなくなる。
どんなに賢い子でも、ふとした瞬間に眼がいく。
だから、わたしはダーク系のスーツに、色の淡いシャツを着る。
ネクタイの色もコーディネートとの兼ね合いもあるが、過度な色はつけない。
【掲示物の色】
自分でつくる掲示物に、先ほどのような色は用いない。
基本的には淡い色。マジックの文字も目立つ。(黄に黒は映えるが、基本的にということで)
しかし、配布される掲示物の中には、意図が全くないものもある。
勤務校でいえば、生活目標がなぜか刺激的な色だ。
しかし、掲示しないわけにはいかない。
掲示するにしても、誰の目につかないところでは意味がない。
なので、わたしは後ろにある(ランドセルをしまう)ロッカーの上にある掲示板に掲示している。
【磁石の色】
教師人生長いものだから、思い切って白20個を自費で購入した。
基本的に、白は何も邪魔しない。
拡大したものも白い紙に印刷されるから、違和感がない。
何か目立たせたいときにはカラーマグネットを使う。
わたしのクラスでいえば、教室の後ろの鉄扉に給食当番表がある。
日直の子どもの表の氏名に、カラーマグネット(今は緑)を貼っている。
帰り際、次の日の日直の子にマグネットを移すまでが日直の仕事だ。
授業中、黒板にいかに集中させるかが原則である。
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