理由はただ一つだ。
「他のクラスは授業中だから、迷惑をかけないようにする。」
こういう筋を通すのも大事だ。
1年生だからできないということはない。
実際、1年生を担任したときは、クラスの子たちはできていた。
「何時間も黙っていろと言っているのではない。ちょびっとがまんしなさい。」
こうも付け加える。
すると、教師がいるところではできるようになる。
問題は、「いつでもできるようにする」ということだ。
抜き打ちテストをしたり、敢えて自己申告させたりする。
「今の移動は何点でしたか? 正直に。」
「別に先生は見ていたわけじゃない。ただし、周りは見ている。嘘をついたら、『ああ、あの子は嘘をつく子なんだな。』って思われる。」
教室移動が下手なクラスは驚くほど下手だ。
少なくとも学年では申し合わせをしているから、いつでも遠慮なく指導できる。
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