「掃除」も教師の統率力が試される。
なぜなら、「やらなければいけない」ことだし、好きだという人がそんなに「多くない」からである。
私は、ここ数年ずっと「学期」で固定している。
勤務校は、2学期制だが、私のクラスの掃除は3学期制である。
つまり、数か月の間、役割が固定される。
もちろん、不平・不満を取り除くため、必ず雑巾は1度は担当させる。
先週の月曜日から掃除が始まった。
学年は3年生。
9分で終わった。
3年生にしては、出来も及第点である。
今日から2週目。
もう言わなくても、子どもたちは動きが分かっている。
これが1週間交代なら、また「0」からの出発である。
補足だが、1年生担任のときは、1週間交代にした。
これから5年以上ある小学校生活。
「〇〇の仕方が分かりません。」では困るからだ。
1年生の振り出しほど怖いものはない。
ただし、私が6年間担任するわけではないから、とりあえず全ての役割を経験させる。
さて、今日。
5時間目は、80m走のタイム測定を学年で行った。
運動会のリレー選手選考だ。
昼休みに距離を測っていると、あっという間に昼休み終了のチャイムが鳴った。
慌てて教室へ戻ると、掃除開始から4分が過ぎている。
教室を見渡すと、ほぼ半分が終わろうとしていた。
もうシステムは入っている。
片や隣のクラス。
偶然、放課後の職員会議で、校長先生が「掃除について学年で少し話題を共有してください。」と時間を取った。
そのクラスは、担任が私と同様に遅れて行ったが、掃除を始められていなかったという。
始まって2週目。
この差は歴然だ。
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