2016年4月3日日曜日

年度末を迎える

 修了式の日に行った「パーティー」での出来事。
 司会の子が、

    「プログラム5番、終わりの言葉です。」

と言って、終わりの言葉の子が、言葉を述べる。
 これでお終いだと思った。
 ところが、

    「プログラム6番、先生へのサプライズです。」

と言ったのである。
 もちろん、私には何も知らされていない。
 前々から何かやっている雰囲気はあった(笑)。

 もらったのは、「アルバム」である。
 B5のノートに、1人1ページを担当し、メッセージと持って来られた子の写真が添えてある。

 メッセージは、1年間の感想のようなものだ。

★今まで、楽しかったことやつらかったこといろいろありました。でも〇〇先生といるとそんなのを全部わすれておもしろい話ができます!
★ぼくは〇〇先生のおかがで勉強が得意になりました。
★またクラスになれたらなと思っています。
★中休みなども、〇〇先生のそばにいるだけで楽しかったです。来年はたんにんの先生が〇〇先生であることを願っています。
★〇〇先生がたんにんになったときは、少しこわいイメージがあったけれどすごくおもしろくてとてもやさしかったので今では、五年生でも〇〇先生のクラスになりたいです。
★ぼくは、国語の要約の授業が楽しかったです。それと、漢字の広場のビンゴがとても楽しかったです。
★出来たらまた同じクラスもいいなと思いました。
★五年生でも〇〇先生になってほしいです。
★さいきんすこ~しずつ百点もふえてきたきがします。とくに、理科。かんじテストは88!。私にとっては高とくてんです。
★〇〇先生のおかげで、じゅぎょうなどの問題などが理かいできました。
★できれば来年も〇〇先生のクラスがいいです。
★4年生になって字がきれいになったのでよかったです。
★〇〇先生おしえかたが分かりやすかったです。
★五年生になっても〇〇先生だったらうれしいです!
★先生が「ていねいを大切に」と言ってくれたので、ノートの字をていねいに書くように気を付ける事ができました!
★最初は、こわいイメージが多かったけど、一年間を通してとってもおもしろい先生だと思いました。
★〇〇先生は最初きびしくて、とっても怖いのかと思っていましたが、それの反対でとってもやさしかったです。だから、来年度も〇〇先生のクラスがいいです。
★先生の教え方は分かりやすくてすぐに耳にはいって来ました。なので5年生になっても先生のクラスになりたいです。

 教師の本分は「授業」だ。
 要約の授業が楽しかった、と普通の教師は言われないだろう。
 向山型で実践したからだ。

 最初怖かった、という記述も目立つ。
 「黄金の三日間」に、教師の威厳を示さなくてはならない。
 枠組みを理解し、それを逸脱さえしなければ楽しい、ということが分かったのだろう。

 今年度も、

    「名前を覚える」

ことから始まる。

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