20日(水)にテストを実施した。
34人学級、平均点は95.8点だった。
工夫した点を紹介する。
①基本形を「あかねこ計算スキル」に合わせた
3年生の教科書ながら、情報量の多さは6年生と同じくらいである。
3~6年生は、ほぼ同じと言ってよい。
つい最近まで2年生だった子たちだ。
シンプルにするために、「あかねこ計算スキル」の基本形を中心とした。
第6時(13~15ページ)のような内容が厄介だ。
12×4など、10を超える被乗数を扱うところだ。
「あかねこ計算スキル」では、「かおり」の考えが基本形だ。
12を10と2に分ける考え方である。
こうでも絞って扱わないと、1時間でとてもスキルまで終えられない。
②ノートの書く量を減らした
つい最近まで巨大なマス目だった子たちだ。
いきなり多い量を「そっくりそのまま写しなさい。」と指示しても、あまりに差が生まれる。
教科書に、穴埋めになっている問題はそのまま使用した。
「あかねこ計算スキル」でも、テストでも同様だからだ。
第4時(11ページ)の練習問題△4は、システムを入れた。
「式」と「答え」を書くようにというのと、「答え」に下線を引くようにだ。
これくらいシンプルな方がよい。
③アルゴリズムを唱えた
ノートの量を減らしたから、その代わりに唱える量を確保した。
8×6
8×2=16
8×4=32
あわせて 48
この内容は、
1 「8×6の計算。」
2 「6を2と4に分ける。」
3 「8×2=16。」
4 「8×4=32。」
5 「16+32=48。」
というアルゴリズムになる。
唱える量を確保することで、一方だけを分けるという考え方を感覚的に身に付けさせた。
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