授業中に校内を移動するときがある。
他学年の授業の邪魔をしないマナーがあるから、
同然「無言」で移動することになる。
「こそこそ話す」ことも許してはならない。
少しでもこそこそが聞こえたらやり直しだ。
しかし、1年生には「静かに移動しないさい」では通じない。
「こそこそ話す」ことも、彼らには「静か」な状態であるからだ。
そこで3点の指導をする。
(1)「一言も話してはいけません。」
「静かにしなさい」より突っ込んだイメージがもてる。
(2)「忍者で移動しなさい。」
こういう「例え」が様々な場面で1年生には必要だ。
「忍者」なので、足音も静かになる。
「ぬきあし、さしあし、しのびあし」なんてこそこそ言いながら
移動するところはさすが1年生(笑)
こういうところは微笑ましく、やり直しをするまでもないだろう。
きっと、いつか言わなくなる。そういう直感だ。
(3)「歩いていることが、他の人にばれてはいけません。」
扉の開いた職員室前を通ると、
「先生、ばれてないよ!」なんて嬉しそうに言う(笑)
さすが1年生(笑)
しかし、これも具体的なイメージでもって移動できる。
移動に限らず、様々な場面で1年生の指導は、
たくさんの「技」をもっていなければならない。
これからも貪欲に学びたい。
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