すぐに実践できることは数多ある。
(余談だが、ある教員は「数多」が読めなかった)
まずはインターネット。
指導案などいくらでも手に入る。
TOSSランドのように、教育に特化した専門サイトでさえある。
そこから情報を24時間仕入れることができる。
ちょっとしたネタをクラスで実践してみる。
そのときの子どもの目の輝きは忘れられないものとなる。
その積み重ねで、クラスが生き生きとしてくる。
実践を重ねるほど、その内容が整理され、精選され、
クラスの持ち味、その教師の持ち味になる。
インターネットを上回るのが本・雑誌だ。
教師にとって読書は必要不可欠である。
教師力を上げるため、知識・教養を高めるため。
もうすぐで年度替わり。
来年度分、雑誌の定期購読を4誌契約した。
(とりあえず、今の収入での精一杯)
カード決済のため、毎月のポイント分で、もう1誌を購読する。
合計5誌。なんとか教師としての最低ラインを超えた。
まずは、数だけでもこなすということも必要である。
本・雑誌には、そのときに必要としていなくても、
後々に生きる情報が盛り込まれている。
同じような内容を複数号で目にするため、
一種のサブリミナル効果かもしれないが、
それが自ずと自分の教育技術になるときでさえある。
正月には割と時間ができたので、本のジャンルを広げてみた。
その中でも、おもしろかったのが以下。
●菊池省三・関原美和子『菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 生きる力がつく授業』講談社、2012
学級経営のドラマ。事実で示される教師力。討論のできるクラス。
実践している先生がいると、自分も一歩でも近付きたいと気持ちが高ぶる。
●山口創『子供の「脳」は肌にある』光文社、2004
日本の伝統的な子育ての大切さ。スキンシップの重要性。
ハートフルな学級経営のヒントになる。
●遠藤功『新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?』あさ出版、2012
人を育てる点では、子どもも大人も同じ。自分たちで工夫する環境づくり。
「バイトが9割」のディズニー関連書籍と共通する内容でなるほど!
0 件のコメント:
コメントを投稿