2012年6月18日月曜日

「比」第1時・第2時(東書6上)

今日から「比」の学習に入った。
月曜日から、新しい単元に入るのは気持ちがよい。
そして、これは7月上旬からの単元。
およそ半月進んでいるペールは崩していない。
隣のクラスとは1単元差が生じている。

第1時・第2時は一気に扱った。
教科書をみると、きりがよいからだ。


1.導入(60ページ)

珍しく導入のページを使った。
ほとんどの単元では、復習の内容であるが、この単元では、日頃の場面を想起させるような内容であるため、扱った方がスムーズにいく。
(ちなみに、復習が必要な場合は、必要なときに、必要なだけ扱えばよい)

T:教師 C:子ども

T「めんつゆ」 C『めんつゆ』
T「めんつゆは、水1に対して、つゆ1の割合です。」 C『(復唱)』

・・・・・・というようにして、「乳酸飲料」まで読む練習をする。
残り「コーヒー牛乳」「ハンバーグソース」は、
「同じように言ってごらん。」とお隣同士で言わせてみる。
私が陥りがちな「逐一指導」を、少しは免れたか。

ここで、「A対B」の言い方を教える。

今度は言い方を変形する。

T「めんつゆ」 C『めんつゆ』
T「めんつゆは、水とつゆが、1対1の割合です。」 C『(復唱)』

以下、先ほどと同じように「乳酸飲料」で練習し、
「コーヒー牛乳」「ハンバーグソース」は言わせてみる。


2.比の定義の学習(61~62ページ)

教科書には、1と見る量が点線で書いてある。
これをなぞらせる。
「1人分(ただし)」は、小さじ1杯を1とみるため、比は簡単だ。2:3。
次に「2人分(みか)」は、小さじ2杯を1とみる。
2杯を1のかたまりとみる。「かたまり」という言葉がそのときふっと出た。
「かたまりはいくつですか。」と発問する。分かってはいるようだ。
しかし、効果的であったかどうかは定かではない。
続いて「3人分(けん)」も同様に指導。

教科書の問いには、

「みかさんが使ったウスターソースの量を2とみると、ケチャップの量はいくつとみられますか。」

とある。
何を1とみるかがジャンプしているように感じたので、1とみる量を確認した。

61ページ。ここで定義を教える。
例によって、「比」の定義については逆からも問う。

どこでかは忘れてしまったが、1人分も2人分も3人分も、量こそ違えど、味(=ソースの場合は「濃さ」)は同じになることをおさえた。


3.練習問題(62ページ)

△1
この問題には、「小さじ1ぱいを1とみて」と1とみる量が書いてある。
念のために、1とみる量を赤鉛筆で書かせる。

答え合わせもして、10分余った。
算数プリントは、この先の内容も含んでいるため、残り時間は百人一首とプリント配布。


台風が近づいている。
万が一、1日休校になったとしても、本日2時間分を1時間で行えたので、
「比」のテストは、来週の金曜日に問題なくできるペースだ。
一応、夏休み明けの単元「拡大図と縮図」までは、夏休みまでに終えられる予定である。

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