2012年6月3日日曜日

「対称な形」第3時(東書6上)

指導書では第5時。
線対称な形
の作図だ。
私の感覚では、この単元で、
子どもたちが一番活動的になる場面ではないかなと思う。

教師の言葉での指示で作図をさせることは難しいと考え、
教科書の拡大コピーを用意した。
前投稿のTOSSランドのサイトにも、作図のFlashはあるのだが、
図が教科書と異なる。

これによって、
(1)Flashによる一歩的な方法説明になり、リズムがない授業になる。
(2)学力低位の子どもに混乱をきたすおそれがある。
の2点を考え、Flashの使用はやめた。

教科書の図は、「Y」を模した図形の、左半分が載っている。
一つの頂点に「A」を書かせる。
そこから対称の軸までの目盛りを数えさせる。
対称の軸から、数えた分だけ逆側に点を打たせる。

1つの頂点で例示をし、後は「同じようにやってごらん。」と点を打たせた。
そしてお隣と確認。
最後に点と点を線で結ばせた。

△4の練習問題では、マス目がないバージョンが出てくる。
これは三角定規とコンパスが必要になる。
点の打ち方を1つの頂点について教え、あとは自分で行わせる。

この日は、朝の式が長引き、30分しかなかった。
しかし、最後の練習問題(△5)まで行った。
7・8割の子どもが作業をできていたら、次の指示をする。
これくらいのテンポがちょうどよいのかと思う。
早い子を飽きさせず、遅い子を巻き込む(置いていくのではなく)テンポが重要だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿