2013年3月22日金曜日

卒業式練習での語り2つ

その1

【ステージを降りても、会場にいる何百人のうち、数人はあなたのことしか見ていません】


「卒業式」は、正式には「卒業証書授与式」といい、
紛れもなく、卒業証書をもらうことがメインの行事である。

ステージを降りるても、来賓に一礼したり、着席したりと動作がある。
そういうところで気を抜かないための指導だ。

この「数人」とは、当日来る「家族」のことである。
家族は我が子しか見ていない。
最後まで美しい立ち振る舞いができることで、家族は安心するのだ。



その2

【6年生として臨むのではない。「最上級生」として臨むんです】


「6年生」とは、1年生から数えて6番目の学年という意味に過ぎない。
卒業式には、その学校の「最上級生」として出席する。
その小学校を背負っているという意味を実感させたい。

この指導は、行事前にも言うことがある。

卒業式は、学年行事ではなく、学校行事である。
卒業生は、あくまで卒業証書を「授け与えられる」側だ。
主体ではない。
だからこそ、礼法が大事なのである。

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