2012年2月23日木曜日

「水俣病に学ぶ」導入(光村5)

今日から社会は「水俣病に学ぶ」に入った。
指導書では、2月上旬の単元。3週間遅れ。
何とか前の単元で1週間取り戻した。

さて、学習課題を子どもたちから引き出すようにしたかった。
まずは、教科書の写真を見せて、いつも通り、
「分かったこと」「気付いたこと」「思ったこと」をノートに書かせる。
ピックアップして8名を指名し、板書させる。

今回は、疑問(思ったこと)を書いている子どもを即板書させた。

「なぜ大量の魚が死んでしまったのだろう。」
「同じ海で育った死んでいない魚を食べた人はどうなったのだろう。」
「なぜ赤土色のへどろが溜まったのだろう。」

これらが疑問であることを押さえる。

そこで思い切って問うてみた。

「皆さんは、この勉強で何を勉強したいですか。」

班で話し合わせると、意外にも(?)真剣な表情で話している。

*被害の状況  *原因  *どうやってきれいな海にもどしたのか。

ねらい通りの学習課題が出てきた。

7つほど出た。
そこで、最初に調べる課題をノートに書かせる。
あとは、予めアルファベットを振っておいた7つの課題について、
調べたい順序にアルファベットを書かせる。

冒頭10分間に地図帳ゲームをしても、なお5分余った。

予め念入りにシミュレーションしただけあって、スムーズだった。
やはり、教材研究の時間確保は、学校運営の早急の課題である。

明日は調べ学習。
順序をつけておいたから、時間内で調べるのも、手順が分かりやすそうだ。

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