2012年2月2日木曜日

専科の指導力

来週、午後から出張の日があるため、
専科で埋められないかと専科の先生に予定を伺ったときのことである。

どうやら、私のクラスが「音楽は息抜き」の状態になっているらしい。
そして、それは私の指導力が足りないのでは?ということらしい。

そんなの責任転嫁も甚だしい。
専科の時間は、専科担当の責任において行われているのだ。

相手が変われば、接し方が変わるのは大人も一緒だ。

それが子どもとなれば、それは顕著なわけで、
学級担任でなくとも、授業のシステムづくりは大切かつ重要なのである。

私は、専科の授業で特別教室に連れて行くとき、
必ずあいさつをして入室する。
そうすると、後に続く子どもたちもあいさつをする。素晴らしいことだ。

しかし、その子どもたちのあいさつを返さない教師がいる。

私は、専科の授業が終わるのを教室で待っていると、
子どもたちは「ただいま!」と言って帰ってくる。
私は、その言葉1つ1つに対して「お帰り」と言う。
「ただいま」の回数だけ、「お帰り」と言う。

そんなこともしない。
授業では滅多に(だいたい0回)褒めない。
指示の順番がぐちゃぐちゃ。
授業をパーツとして組み立てられない。
授業のテンポが悪い。

こんな状態にさらされていたら、
そりゃあ子どもたちだって、いい子でいたいとは思えない。

そんな教師に、我がクラスの授業態度を批判する筋はない。

教師の授業力は、教職経験年数に比例しないことは、常識だ。
「ベテラン」の蜜を吸いすぎている教師が、山ほどいる。

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