2015年3月6日金曜日

全校に対して平等に接する

 私は、いけないことをしていたら、誰であっても厳しく叱る。
 信頼関係が築けている自分のクラスで厳しく叱ることはあっても、
その他となれば、「注意」ぐらいで終わるのが普通かもしれない。

 しかし、私は違う。
 自分のクラスの子と同じように叱る。

 一方で、
 私は普段接さない子でも、気付けば褒める。
 何年生であっても、褒める。
 褒めたくなったら、褒める。

 楽天前監督の星野仙一氏が言っていた。
 「トップは、怒ることがはっきりしている方がよい。」
 基準をはっきり示せということだ。

 だから、”私”という人物像が明確になる。

 朝会で司会を担当するときがある。
 私が前に立つと、全学年十数秒以内にシーンとなる。
 私は一言も発しない。
 ただ、全体に対して目配せをするだけだ。

 穏やかに「さすが高学年。静かで姿勢が立派です。」とだけ言い、朝会が始まる。

 もう一度言う。
 私が前に立っただけで、シーンとなるのだ。

 「お口を閉じます。」
 「静かにするんですよ。」
 などと発する必要がない。

 立つだけである。

 それくらい、基準を明確に示したい。
 「よい」「悪い」がはっきり分かる人間でありたい。

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