今年度、6年生で一部教科担任制を実施することになった。
「社会」「理科」「図工+外国語活動」である。
私は「理科」の担当になった。
昨年度、理科は別の先生にお任せできる体制だったので、
1年、いや1年半ぶりの理科である。
(一昨年は、途中から別の先生にお任せしていた)
一昨日、理科関係の書籍を買い漁った。
とはいっても、欲しい書籍全てが書店に揃っているとは限らないから、
こういうとき、インターネットは便利である。
自宅に配送しては「不在票」が面倒になるので、
できるものは全て学校を送付先に。
日曜日に注文して、今日(火曜日)届いた。
そこで学んだことを、実践している。
「ノートに書いた準備物しか貸し出さない」ということである。
班で相談させる。
「ただし、何を見ても構いません。」を強調して何度か言う。
教科書の実験図を見れば、必要なものが事細かに分かるからだ。
(小学生に、いくらなんでも何も手がかりなしで、「ろうそく」は出ても、
さすがに、「燭台」や「燃えさじ」は出てこないだろう。)
今日、あるクラスで実験をしたら、1班だけ実験不可の班があった。
4人の内、3人は塾に通っている。
テストをすれば、どの教科もコンスタントに高得点をとる子どもたちだ。
学力的には一番高いかなと思っていた班が、
まさか実験不可となったのである。
おそらく、これでこの班は、次回から準備物を事細かに想定し、
そして教科書を穴が開くほどよく見るだろう。
実験の前に、一通り理科室の簡単な探検をし、
どこに何があるのかを把握させておけば、
勝手に情報交換するし、片付けられるし、
教師が余計な準備や片付けをしなくて済む。
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