2014年12月30日火曜日

2014年 年末to do

 長期休業前に、仕事のけりをつけることは大事である。
 私は、以下のことを絶対の目標にした。

①指導要録記入

 高学年は、「総合的な所見」の他に、
 「総合的な学習の時間」と「外国語活動」も書く。
 12月に入ってから、計画的に進めた。
 もちろん、完了させた。

②冬休み後の給食当番表作成

 冬休み後の文を作る。
 1人1人の名前が入っている。
 1人1人の名前が入るような表を作るときは、ただ1つの注意点がある。
 それは、「4月に1年間分を作らない」ことだ。
 なぜかというと、途中で転出入があったときに、振り出しに戻されるからだ。

③教科書進度の確認

 国語 …… 指導書の計画通り(1月から「言葉は動く」)
 社会 …… 歴史分野は終了
 算数 …… 1月から「算数卒業旅行」 テストもあと1枚
 理科 …… (専科)

 社会が遅れている。
 しかし、心配はない。
 算数が12月中に、新出単元の学習を終えているからだ。
 だから、年明けから社会のペースを上げる。

④その他

 今年度は、卒業文集も担当している。
 あとは管理職のメッセージを貼り付けて終わりだ。
 6年生は、年明けから卒業関係が一気にやってくる。
 だから、文集は年内に片付けた方がよい。

「漢字の広場」は漢字ビンゴで大盛り上がり!

 渡辺喜男先生から教えていただいた方法だ。

 「漢字の広場」(光村)は1時間扱いだ。
 教科書に語句が載っている。
 これらを使って文を書くように教科書に書いてある。

 前学年の復習の単元である。
 文を書くことよりも、それらの漢字が書けることが大事である。
 もちろん、文の中で書けることも大事である。
 意味を捉えていないと使えないし、書けないからだ。
 しかし、私はそれは日常の作文で指導する。

 この単元の落とし穴は、「文のまとまり」にあると考えている。
 1文は短いことが基本である。
 そうしないと、主述の関係が崩れるおそれがあるからだ。
 子どもたちだとなおさらである。
 だらだらと長い、意味の分からない文を書く場面に何度も遭遇した。

 そのとき、おすすめなのが「漢字ビンゴ」である。
 次のようなステップで指導している。

①ビンゴ用紙を用意させる。
「折り紙を1枚持ってらっしゃい。
 ビンゴで使うので、あまり使わない色でいいですよ。」

②ビンゴ枠を作らせる。
「半分に折って(1回)。
 また半分に折って。(2回)
 さらに半分に折って。(3回)
 ラスト半分に折って。(4回)」

※2の4乗なので、16の枠ができる。
 よく見るビンゴ用紙とは異なるだろうが、これが一番手っ取り早い。
 
③言葉を書かせる。
「ますに1つ言葉を書き入れなさい。
 傍線の付いている漢字だけでなくて、言葉全部を書くんですよ。」
「時間は5分間。」
 
※意外と書くのに時間がかかる。
 漢字2字の単語なのに、傍線の漢字1字だけを書く子がいるから、
 言葉全部を書く指示も欠かしてはならない。
 
④ビンゴをする。
「リーチになったら立ちます。
 ビンゴになったら、「ビンゴ!」と叫んで、先生のところに持ってらっしゃい。」
「最初は○○! 次に○○ ……」
 
※ポイントは、子どもたちが書くのを面倒がる言葉から言うことである。
 極端にいえば、「準備期間」と「先生」があれば、「準備期間」を言う。
 何回かやっていると、
 「画数の多いのから言ってるんじゃない?!」と気付く子がいるが、
 別段取り上げなくてよい。
 また、気付かないとしても、こちらから言わなくてよい。
 言わない方がよい。その方が盛り上がる。
 
⑤表彰する。
 私は上位3位まで表彰している。
 表彰といっても、花丸を書いて順位を書いてあげるだけだ。
 1位が2人いても、それは1カウント。
 そんなにこだわらなくてよい。
 3位までに入れば、何人でも表彰してあげればよい。
 
 
 このビンゴのよいところは、裏面がもう一度使えるということだ。
 また、隙間時間に「都道府県名ビンゴ」などバリエーションもある。
 クラスでは、パーティー係の子たちが、
 「クラスの人の名前ビンゴ」をやっていた。
 子どもたちは、ビンゴが大好きなのである。(シンプルだからだ。)
 
 6年生だが、教科書を進めていく中で、
 「漢字の広場」のページになると、どこか嬉しそうな表情を浮かべる。
 そして、「漢字ビンゴをします!」で「イエーイ!」と歓声が起こる。
 勝手に折り紙を準備し始める。(笑)

「『鳥獣戯画』を読む」+「この絵、私はこう見る」

 6年生の学習は、内容量はそう多くない。
 4年生や5年生の方が多い。
 しかし、行事の数やそれらの準備などに費やす時間は圧倒的だ。
 だから、日々の授業も無駄なところは省いていく必要がある。
 横浜市は2月に市学力・学習状況調査がある。
 それにも間に合わせなければならない。

 6年生の国語で省けるのが、この単元である。
 私は、2時間で終わらせた。


【第1時】『鳥獣戯画』を読む

①高畑勲・著の文を範読。
②教師と子どもの追い読み。
③作品の特徴(リズムや歯切れの良さ、体言止め、賞賛の表現)の理解。

【第2次】この絵、私はこう見る

①作品例の音読。
②教科書下部にある表現例を1つ使うと10点。(最高180点)
 80点以上が合格。
 『風神雷神図屏風』『3人の音楽家』から1つ選び、文を書く。
 書ききれなかったら宿題。

2014年10月22日水曜日

算数「比例と反比例」(比例のみ)

勤務校で2回目の6年生を担任している。

今、採用している市販テストは、
「比例」と「反比例」に分かれている。

「比例」の部分の学習が終わったので、テストをした。

平均点は95.6点。
ほぼ指導なしで平均点が90点を超えたのは初めてだ。

とにかく、コードを教えることに重きを置いた。

【その1】「決まった数(比例定数)」は「y÷x」で求められること。
とにかく復唱したり、問題を解く度に確認したりした。

【その2】代入してyを求めるときは、矢印を書くこと。
y=4×x
    ↓
y=4×2
 =8

代入の際に矢印を用いることは、
これまでの単元でも行っていたので、スムーズにできたし、
より計算ミスが減った。