2013年7月25日木曜日

算数「問題解決型学習」子どもたちの悲痛の声

今日、6年生の先生から、算数の教え方についてお話を聞いた。
その先生は、4年生のときから持ち上がっている。
ちなみに、勤務校は毎年クラス替えがある。

あるクラスが、
「3人1組での教え合い学習」をしているのだという。

お話を伺った先生のクラスに5年生のときにいた子が、
6年生では教え合いのクラスになった。

『先生、今度のクラスで、算数100点取れる気がしない』
と漏らしたそうだ。

逆の子もいる。
5年生のときに教え合いのクラスで、
6年生になってその先生のクラスになった子だ。

保護者が
『今度のクラスでは、勉強をきちんと教えてもらえるんですね』

算数の問題解決型学習が、「思考力・判断力・表現力」を振りかざして、
一部で蔓延っている。

だが、生の声は生かされていない。

私は、もちろんそんな授業はしない。

先の春の卒業生のある女子。
算数があまり振るわなかった子だ。

最後、保護者の計らいで、子どもたちからの寄せ書きをもらった。

その子は、
『先生の授業は分かりやすかったです』と書いてあった。

100点をあまり取らせてあげられなかったが、
その子には、(社交辞令かも知れないが)勉強の意味があったのだろう。

「事実」で教育は議論されるべきだ。

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