2016年5月24日火曜日

算数「新しい計算を考えよう(わり算)」(東書3上)総括

 今日、テストを行った。
 平均点は、表裏合わせて92.8点である。(100点満点に換算)

 8÷2=4
     ↑
   2×4=8

 この基本形がよく定着していた。
 ただし、余りのある割り算では適用できないため、その時は基本形を変更する。

 実は、そこも見越して基本形をどうするか迷っていた。
 今回は、『あかねこ計算スキル』を優先とした。
 次に3年生を担任したときに、また悩んでみたい。

 教科書49ページ。
 「力をつけるもんだい」に、難しい問題がある。

 △5
 さやかさんと妹で、14このクッキーを同じ数ずつ分けます。先に、妹に4こあげました。
 妹には、あと何こあげればよいでしょうか。

 私も、一瞬止まってしまった。
 解答は、こうである。

 14÷2=7
       ↑
    2×7=14

 7-4=3

 答え 3こ

 さやかさんは、優しいお姉さんだから、妹に先にあげたのである。(笑)
 これは、間違えた子がかなりいたので、図を描いて学習をした。
 今回のテスト(正進社)でも誤答になる児童が割といたが、正当の割合が増えたため、平均点90点超えが維持できたと考えられる。

2016年5月23日月曜日

おはじきを使わないことの効果(3年算数)

 今日は、「わり算」の「しあげ」のページと、プレテストを行った。
 明日、テストを行う。

 このページに、「8÷2」になる問題を選ぶ問題がある。
 「8-2」や「8×2」が紛れている。
 1つしか見抜けない子が意外といる。

 では、どうするのか。
 図を描くのである。
 「〇」印を描いて、実際に操作させるのだ。
 これをおはじきでやっていたら、用意が(すなわち、片付けも)大変だし、落とすしで、学習どころではない。
 おはじきの難点は、「落ちてしまう」ことであろう。

 〇印を描くことを習慣付けることは、算数の学習において大事な技能になると考えている。

2016年5月19日木曜日

休憩時間(ざっくりと)

 休憩時間が保障されない日があるのはどうしてだろう。

 今日、救急法の研修があった。
 6時間授業なので、15:30~16:15が休憩時間である。
 15:45から始まった。

 終了がなんと、16:55。
 違法ではないのだろうか。

 設定する体育部も体育部だが、それを了承する管理職にも疑問符がつく。

 見通しを持てない人に合わせるのはつらい。

2016年5月16日月曜日

算数「新しい計算を考えよう(わり算)」単元を貫く”基本形”

 式で解く場合、次のように解いている。(『あかねこ計算スキル』と同じである。)

20÷5=4
     ↑
   5×4=20

 フォントの都合でずれているかもしれないので、補足する。

①「20÷5=」を書く。
②「20÷5」の「5」の下に、1行空けて「5」を書く。(5が縦に揃う)
③割られる数である「20」になる、5の段の式を書く。(5×4=20)
④その「4」の上に、上向き矢印(↑)を書く。
⑤割り算の式の「=」の隣に、先ほどの「4」を写す。

    割り算っていう新しい計算だけどね、実は掛け算しかやっていないんだよ。
    簡単でしょ!!

 脳はレッテルを貼る。
 自分にとってプラスの情報は、記憶に残りやすい。
 だから「簡単!」を強調する。

 小学校算数の全ての基礎が、この3年生の割り算である。
 相当な習得率を目指したい。

2016年5月15日日曜日

机の中をきれいにさせる方法

 何年生を担任しても、子どもの机の中は、だいたい汚くなる。
 全員とはいはない。
 クラスに何人かは、プリントが奥に押し込まれていたり、不必要な物が入っていたりする。

 そこで、毎週金曜日(週の最後の登校日)に行っていることがある。
 こう告げる。

    机の中がきれいになって、合格した人から帰ることができます!

 帰りの支度が済み、机の中もきれいになった子から手を挙げる。
 それを見て「よし!」とか「合格!」とか告げる。
 告げられた子から、「さようなら!」と言って帰る。

 これだけで、週のせめて1日くらいは机の中がきれいになるのだ。

 クラスに、片付けが苦手な子がいる。
 その子の個人面談がたまたま金曜日であった。
 保護者はいたく感動していた。
 「こんなの初めてです!」
 写真を撮って帰られた。

 毎日はこちらももたないし、子どもも辛かろう。
 金曜日なら、それとなくできる。
 次第に、子どもたちは金曜日になると、休み時間などにきれいにするようになる。

 最後に、机の中に入れておいていいのは、次の2つにしている。

    ①国語辞典
    ②読書のための本

2016年5月11日水曜日

算数「長さをはかろう」第6時(東京書籍3上)

 指導を終えての率直な感想は、

    2時間に分けるべきだ

である。

 内容が2つある。

    ①「きょり」と「道のり」の違いを理解すること
    ②1㎞=1000mを理解すること

 さらに、ページが32~34ページと3ページ分もある。
 計算スキルもしなければならない。

 2時間とまではいかないが、1時間と半分くらいはかかってしまった。
 見通しの甘さの反省である。

 分けるとすれば、

    ①32ページ ~ 33ページ☆2
    ②33ページ☆3 ~ 34ページ

ではないだろうか。

 1時間で終わる指導計画があれば、ぜひ教えていただきたい。

2016年5月1日日曜日

連休の合間の日をどう過ごすか

    いつも通りに授業をする

 私はこう過ごす。
 今までの経験から、連休直後だとか、連休の合間だとか、長期休業明けだとか、子どもたちから「だらけ」を感じたことがないからだ。

 ただし、学校やクラスの状態は様々だろう。
 もしかしたら、いつもとは異なるペースで過ごすかもしれない。
 それはそれでいいと思う。

 大事なのは、

    “意図的に”いつも通りに過ごす か
    “意図的に”ペースをゆったりさせる

のように、あくまで「意図的」であることだ。
 無計画にペースを落としたら、それは単なる“だらけ”である。