今年度は、4年生の担任になった。
2度目の4年生担任。
漢字は「あかねこ漢字スキル」で指導している。
「指書き」の段階で、書き順を見てやるように指導する。
また、全て終わった児童を相手に、「空書き」で詰める。
また、「なぞり書き」「写し書き」の段階で、画数を唱えながら練習している。
正しい書き順が、練習を貫いている。
私にとっては、何年生担任でも同じような指導方法だ。
しかし、一部でこのような指導(?)をしている人がいる。
【漢字スキル(ドリル)は家で練習してくるもの】
学校は、学習指導の場である。
寺子屋を思い起こせば、全ての子どもに「読み・書き・算」を保証する場だったはずである。
しかし、このように言ってはばからない人もいる。
今のクラスのある子が、日記でこう書いてきた。
「今までは、漢字は家で練習するばかりでした。だけど、○○先生(私のこと)は、書き順をしっかり教えてくれます。来年も○○先生のクラスがいいです。お母さんも○○先生がすっかりお気に入りと言っていました。」
私は教師として当たり前のことをしているだけだ。
こう感謝されることは、嬉しい。
言い換えれば、家庭に丸投げしている教師がかなり多いということだ。
学級が始まって2週間である。
このわずかの間に、来年も私が担任がいいと言うほどである。
それほど、書き順の指導は大事だ。
そして、新出漢字の学習は、学校を基本にして行うべきだ。
(その上で、家庭で練習は構わないと思う。)