2015年4月19日日曜日

漢字スキル-書き順を教える

 今年度は、4年生の担任になった。
 2度目の4年生担任。

 漢字は「あかねこ漢字スキル」で指導している。

 「指書き」の段階で、書き順を見てやるように指導する。
 また、全て終わった児童を相手に、「空書き」で詰める。
 また、「なぞり書き」「写し書き」の段階で、画数を唱えながら練習している。
 正しい書き順が、練習を貫いている。

 私にとっては、何年生担任でも同じような指導方法だ。

 しかし、一部でこのような指導(?)をしている人がいる。

【漢字スキル(ドリル)は家で練習してくるもの】

 学校は、学習指導の場である。
 寺子屋を思い起こせば、全ての子どもに「読み・書き・算」を保証する場だったはずである。
 しかし、このように言ってはばからない人もいる。

 今のクラスのある子が、日記でこう書いてきた。

 「今までは、漢字は家で練習するばかりでした。だけど、○○先生(私のこと)は、書き順をしっかり教えてくれます。来年も○○先生のクラスがいいです。お母さんも○○先生がすっかりお気に入りと言っていました。」

 私は教師として当たり前のことをしているだけだ。
 こう感謝されることは、嬉しい。
 言い換えれば、家庭に丸投げしている教師がかなり多いということだ。

 学級が始まって2週間である。
 このわずかの間に、来年も私が担任がいいと言うほどである。

 それほど、書き順の指導は大事だ。
 そして、新出漢字の学習は、学校を基本にして行うべきだ。
 (その上で、家庭で練習は構わないと思う。)

2015年4月4日土曜日

【黄金の3日間】名前を覚える

 勤務校は、月曜日から始まる。

 この土日は、黄金の3日間の準備の点検に充てる。
 5日間あるので、5日間計画でもいいだろう。

 まずしたことは「名前を覚える」ことである。
 名前は今日で一通り頭に入った。
 あとは繰り返し唱えて、すらすら言えるようにしたい。

 これは、子どもたちの信頼感を勝ち取る。
 何せ、出会った初日に、名簿を見ずに全員の名前を呼ぶのである。
 子どもにしたら、高段の芸に見える。


《覚え方のこつ》

 「○○○○」「□□□□」「●●●●」ではなく、
 「1番、○○○○」「2番、□□□□」「3番、●●●●」の方が、すぐに覚えられた。
 これは個人差があるかもしれないから、参考までに。