2015年1月21日水曜日

学年合唱で忘れてはならない”褒める”

 行事や、6年生担任になれば卒業式など、学年合唱の場は様々だ。

 たまに(?)歌唱指導をメインで行うこともある。(音楽専科ももちろんいる)
 基本的には「褒めて」伸ばす。
 歌は気持ちが前向きでなければならない。

 しかし、忘れてはならない「褒める」要素がある。

 伴奏者を褒める

「伴奏者」は、陰ながら努力を重ねている。
 歌唱指導が始まるだいぶ前から練習に取り組んでいる。
 それも孤独にである。

 その伴奏者を労っているだろうか。

 私も小学校の卒業式で伴奏をしたことがある。(曲は「翼をください」)
 他学年の先生に、合唱全体を見ていただいたことがあった。
 その先生に初めて歌を聴かせた。(私の伴奏で)
 聴き終えての第一声がこうであった。

 「まず……伴奏、上手ですね!」

 第一声にこれを言われたら、伴奏者はその先生のファンになる。
 伴奏の苦労をきっと知っておられるのだろう。

 伴奏者は、自分が主役でないことは重々承知している。
 だから、褒められなくても別に不平・不満を言うことはない。
 しかし、心の奥底で、「認めてほしいな」とは思っている。

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