たまに(?)歌唱指導をメインで行うこともある。(音楽専科ももちろんいる)
基本的には「褒めて」伸ばす。
歌は気持ちが前向きでなければならない。
しかし、忘れてはならない「褒める」要素がある。
伴奏者を褒める
「伴奏者」は、陰ながら努力を重ねている。歌唱指導が始まるだいぶ前から練習に取り組んでいる。
それも孤独にである。
その伴奏者を労っているだろうか。
私も小学校の卒業式で伴奏をしたことがある。(曲は「翼をください」)
他学年の先生に、合唱全体を見ていただいたことがあった。
その先生に初めて歌を聴かせた。(私の伴奏で)
聴き終えての第一声がこうであった。
「まず……伴奏、上手ですね!」
第一声にこれを言われたら、伴奏者はその先生のファンになる。
伴奏の苦労をきっと知っておられるのだろう。
伴奏者は、自分が主役でないことは重々承知している。
だから、褒められなくても別に不平・不満を言うことはない。
しかし、心の奥底で、「認めてほしいな」とは思っている。
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