2015年1月26日月曜日

教師の授業での立ち方

立ち方、立ち位置一つとっても、それに意味を持たせたい。(願望)

基本的には、前の真ん中に立つ。

では、板書するときは、どのような立ち方だろうか。

多くは、子どもに背を向けている。

これでは隙だらけだ。(何もゴルゴ13を意識しているわけではない)

私は、体は出来る限り子どもたちの方に向くようにして、
斜めで板書している。

練習すれば必ずできる。

2015年1月21日水曜日

学年合唱で忘れてはならない”褒める”

 行事や、6年生担任になれば卒業式など、学年合唱の場は様々だ。

 たまに(?)歌唱指導をメインで行うこともある。(音楽専科ももちろんいる)
 基本的には「褒めて」伸ばす。
 歌は気持ちが前向きでなければならない。

 しかし、忘れてはならない「褒める」要素がある。

 伴奏者を褒める

「伴奏者」は、陰ながら努力を重ねている。
 歌唱指導が始まるだいぶ前から練習に取り組んでいる。
 それも孤独にである。

 その伴奏者を労っているだろうか。

 私も小学校の卒業式で伴奏をしたことがある。(曲は「翼をください」)
 他学年の先生に、合唱全体を見ていただいたことがあった。
 その先生に初めて歌を聴かせた。(私の伴奏で)
 聴き終えての第一声がこうであった。

 「まず……伴奏、上手ですね!」

 第一声にこれを言われたら、伴奏者はその先生のファンになる。
 伴奏の苦労をきっと知っておられるのだろう。

 伴奏者は、自分が主役でないことは重々承知している。
 だから、褒められなくても別に不平・不満を言うことはない。
 しかし、心の奥底で、「認めてほしいな」とは思っている。

2015年1月19日月曜日

やっと手に入れた……


向山洋一『6年の授業・6年の学級経営』明治図書出版、1990

新書本で、中古で3000円ほどだが、
あまり出回っていない本だったので、amazonで購入した。

今、読み進めている。
6年担任はかくあるべきと、身が引き締まる思いである。

2015年1月7日水曜日

青銅の3日間~第1日目~

 2学期制なので、朝会から始まる。
 学年全体を整列させる。
 こうすると、やはり始まりが気持ち良い。


【1時間目】学活(提出物回収・学校生活の確認)

 体調不良や家事都合で欠席がいた。
 朝の会の「健康観察」で連絡帳を開いて確認していた。
 大きな隙間時間だったので、「提出物を全て出しておきなさい。」と指示。
 その後、提出物を回収した。

 クラス全体には次のように話した。

   今日と卒業式の日を合わせて、登校日はあと51日です。
   今まで150日近く、つまりおよそ3/4を過ごしたわけです。
   ちょこちょこは何かあったかもしれません。
   しかし、何とか乗り切ることができました。
   だからといって、気を抜くと残り50日が悪くなります。

   そのために、4月から言っている通り、いじめは絶対にしないことです。
   人が嫌だと言ったらやめなさい。
   自分たちはで解決できそうもないときはどうしますか?(大人に相談する)
   そうですね、大人に相談します。
   小さい子で手が出てしまうのは、言葉が足りないときがあります。
   しかし、皆さんは6年生。
   友達と話し合う、少なくともそういう言葉は身に付けているはずです。

   それに、持ち物も学習に必要のない物は持ってきません。
   どんなに賢い人でも、ふとした瞬間に自分の持ち物が気になるときがあります。
   また、トラブルにもなります。

   4月から言っていることを大事にしていってほしいです。


【2時間目】学活(”有終の美”作り)

 TOSS中央事務局・杉山裕之『小学6年の担任になったら 学級づくり・授業づくり』明治図書、2009

 pp.114-115に「新しい年の決意を発表しよう(大川典子氏)」の実践がある。
 また、実物資料も掲載されている。
 この実物資料(「有終の美」という題がついている)をコピーして書かせた。

 p.114に作品例が2つ載っている。
 指示は「これより上手に書きなさい。」である。
 何事も基準が明確に示された方がよい。

 1時間目が早く終わったので、1時間目の途中から取り組んだ。
 時々、黙々と話さずに取り組んでいる子を褒める。


【3時間目】国語(言葉は動く)

 1つ目、漢字スキル。(新出漢字の学習は最終ページ)
 2つ目、話す・聞くスキル。(声の出し方を確認。できている子を褒める。)
 3つ目、教科書の音読。(範読→追い読み:スピード感を一気に上げる。)
 4つ目、問いの1文の読み取り。(疑問系であることを確認。)
 5つ目、答えの1文の読み取り。


【4時間目】社会(政治分野:第2時)

 教科書には「市民総合センター」とある。
 しかし、勤務校の自治体の同様の施設と名称は異なる。
 教科書の施設の仕事内容を確認した。
 本市ではどのような施設なのか、宿題にした。


※第2日目※

1・2時間目  書き初め(学年合同・学校行事)
3時間目  国語
4時間目  社会
5・6時間目  図工

この日から、給食と清掃開始。
当番について、3・4時間目のどこかで簡単に説明。

2015年1月6日火曜日

青銅の3日間

 勤務校は、明日から授業再開である。
 新学年初めは「黄金の3日間」、夏休み明けは「白銀の3日間」。
 そして、冬休み明けが「青銅の3日間」である。

 クラスや授業システムの骨格は示している。
 だから、持ち物やいじめ等の最重要なルールは確認する。
 あとは、授業に突入するつもりだ。

 長期休業明けは、特に「声が出ない」ことが懸念される。
 だから、「話す・聞くスキル」でエンジン全開でいこうと思う。
 

 休み明けだからといって、
 「今日はあまりペースを上げずに」という考え方をする人がいる。
 それはそれでいいかもしれないが、私はそうしない。

 「学校は勉強するところ」を一気に思い出させたいからだ。

2015年1月5日月曜日

年賀状への一工夫

 子どもに年賀状を出すことがある。
 一工夫加えることもできる。

①クロスワードパズル
②1人1文字暗号(休み明け、全員の文字を出席番号順に並べると、教師からのメッセージになるというものなど)

 このような工夫がある。

 もう1つ加える。私はこれをしている。

 写真を入れる

年賀状は、全員が写っているのを2枚選んだ。
 ちなみに、暑中見舞いには、グループごとの写真を1枚と集合写真にした。

 「我が子が写っているなら、親は捨てないですよ。」(渡辺喜男氏談・文責筆者)

 なるほどと思った。
 保護者の反応はうかがっていないが、こういう工夫もある。

 職員室で宛名書きをしていると、同僚が「それいいですね!次からそうしよう!」と言っていた。