2013年1月26日土曜日

私のいいところ

学年の都合で、クラスの子たちが、
隣のクラスに行き、国語のテストを受けた。

国語のテストなど、45分もかからない。
残った時間、「私のいいところ」を書かせたのだという。

1位は「字が上手」
書字にはそれなりの自信があるし、
黒板に字を書かない日はないから、自分でも納得だ。

2位が何だったか。

「時間にけじめがある」だったのだという。

授業時間は、始まりはもちろん、終わりも守る。
だから、子どもたちも、授業、掃除、休み時間は、
始まりと終わりを守る。

たまに、「教師の方に合わせられるようにならないと、
この先、何か時間をオーバーするときに、対応できる力が……」
などと訳の分からないことを言う人がいる。

おかしいのは、「終了時刻を守らない」ことそのものなのである。
日本人の特徴だ。
始まりはかっちり守るが、終わりは結構曖昧である。
職員会議がその最たる例であろう。

私は、一教員としてではなく、一人の人間として、
終わりの時間を守ることがとても気持ちがよい。
それを子どもに徹底させることも何ら違和感はない。

これほど時間を守れば、
子どもが何らかの事情で授業開始に間に合わないときも、
すっと「すみません」と言いに来る。

2013年もよろしくお願いします。