2012年12月11日火曜日

作文指導のポイント

2つある。

①題名

②書き出しの1文

これをかなり厳しく見る。

現在、6年生担任。
この時期、卒業文集もいよいよ終盤だ。

私は、個人文章について、この2点を厳しく見た。
センスもかかわってくるのだから、学力差など関係ない。

2、3度で合格ならかなり優秀で、5、6度は当たり前。
数え切れないくらい、私のところを訪れる子どもがほとんどだ。

だが、これら2つが決まると、それからが早い。

この2点は、読み手が最初に見るところである。
ここがかっこよく決まると、書く方のテンションも上がる。
だから、文章に品が出てくる。

毎日毎日、たくさんの作文を読むが、
読んだだけで思わず涙しそうな作品に出会う。

もちろん、その子にしか書けない内容を決めさせての上だ。

「六年間の思い出」
「楽しかった修学旅行」
「頑張った運動会」

これらは最終手段。

実行委員長や団長でない限り、
これらのテーマにはならない。

内容を決めさせるときも厳しく見た。

だから、私のクラスでは「修学旅行」は一人もいない。